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典型的な江南水郷の町だ。縦横に流れるクリークが町の言わば“路地”。
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影絵芝居をするのは70歳のお年寄りだ。
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お地蔵様の灯ろう流しも習俗の1つ
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長石が敷き詰められたなだらかな道、両側には酒屋や食堂、質屋、染め物屋など古びた木造家屋が軒を連ねている。水の透き通った幅の広い小川が流れ、両岸を結ぶ形の様々な石橋に水閣(水際に建てられた住居)、高低交錯する回廊・・・・・・江南の水郷地帯でも昔のままの姿が最も完全な形で残る。ここが浙江省桐郷県の烏鎮だ。
烏鎮は浙江省北部に位置し、千年の歴史を有する古い町である。有名な北京と杭州を結ぶ大運河が町を取り巻くように流れ、クリークが網の目のように張り巡らされている。鎮は「十」字形の水系によって4区画に分かれる。千百年このかた、住民は川に沿って家や庭を築き、橋の両端に作業場や店を出してきた。町全体の建築面積の81.54%、16万9600uが古くから残る建物だ。こうした古代建築が、閑静で落ち着いた「古老」の雰囲気を醸し出している。
烏鎮には名所旧跡が多い。歴史的に文を習う気風があり、宋代から清代にかけてだけでも64人が科挙の殿試に合格して進士に、161人が郷試に合格して挙人の資格を得ている。これは江南地方でも珍しいことだ。昔のままに保存されてきた清代の立志書院は、烏鎮が教育を重んじた証でもある。文学史で重要な地位を占める『昭明文選』を編纂した梁昭明太子もここで学んだことがあり、その記念碑が今でも残っている。文昌閣、翰林府、修真観、古戯台、現代文学の重鎮・矛盾の旧居などは、烏鎮の古い歴史と文化の重みをさらに深く感じさせる。