2000年5月21日は、安徽省和県農村の最初の納税日だった。この日の天候は雨だったが、県庁南部の郷人民政府周辺の9つの村の380世帯の農民は、降り止まぬ雨を冒して郷人民政府の納税ホールに赴き、1年間の税費を収めた。2ヵ月を費やして試行された安徽省農村税費改革は、確実に効果を挙げている。
農村の税費改革は中国政府が農民の負担を軽減し、農村税費徴収制度を規範化し、それを安定させるために採った切実な措置である。改革を通じて、農民の実際の負担を確実に軽減する。農村に規範化した税費政策と税費徴収方法を確立する。新しい農村税費政策、税費徴収方法および農民の実際負担水準を安定させる。その具体的な内容には、郷の統一的な采配による費用の徴収および、農村教育のための資金調達など、農民から徴収される行政的事業性徴収費用や行政費用などの撤廃。屠殺税の撤廃。統一規定の累積労働時間および義務労働時間の撤廃。農業税の調整、農業特産物税の調整、ならびに村が徴収した税費の一部を保留する保留金の撤廃などが含まれている。農村の税費改革は中国の長い歴史に新しい1ページを綴った。
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三農(農業、農村、農民)問題は、中国が全面的に小康(ゆとりのある)社会を建設するためにも必ず解決されねばならない問題である。
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末端部農村の税費改革の公示は、公開性も透明性も保障されており、農民から高く評価されている。
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2000年3月に省の全域で農村税費改革が試行され、安徽省は中国で最初に税費改革が行われた省となった。2002年6月、安徽省人民政府は公文書を出して同省の5000万の農民に農村の税費改革政策を全面的且つ詳細に発表した。更に、農民たちに自らの合法的利益を主張する権利があることと、果たすべき義務を履行しなければならないことを説いた。
農村税費改革試行の4年間、終始一貫して農民負担の軽減を改革の起点と立脚点にした安徽省では、2003年末の段階で農村農民負担が41.1%も軽減されている。税費改革の試行を通じて、農村に新しい税費制度の枠組が基本的に確立され、農村の義務教育と末端機構の正常な運行も保障された。農村の広範な大衆から支持された改革は農民生産の意欲を大いに刺激して、農民の収入は著しい伸びを示した。
現在、農村の税費改革が全国的に推進されている。農民の利益を守るこの改革は、絶えず中国農村問題の解決を推進し、農村経済の急速発展を促すことだろう。