美しい風景を有するチベット。ここに住むチベット族の人々は生命に、敬虔な思いを抱いている。「世界の屋根」という特殊な生存環境のおかげで、チベット絵画は独自の発展を遂げてきた。神秘的で神聖なその風格は、尽きない魅力を放ち続ける。
抗いようのない神秘の力に動かされるように、1980年代からチベットに一群の芸術家が誕生した。彼らはチベット山脈を越えるより長く険しい芸術の道を今も歩き続けている。彼らはチベットの芸術的特性を基礎にしながら、外界の芸術の養分を吸い、伝統を継承しながら現代に目を向けたチベット色の濃い芸術様式を創り上げてきた。
2004年、中国李可染基金会の主催する『チベット現代絵画招待展覧会』が開かれ、チベットの著名な画家たちの絵が一般に紹介された。画家たちの画風はどれも個性的で、新鮮。作品には画家たちの豊かで透明な魂の世界が表現され、チベット文化の息吹が強く感じられた。
余友心は中国伝統の水墨でチベットの霊峰や神湖を描く。彼は細心に色彩を滲ませながら、山々の清浄な空気を描き出し、神秘の世界を生み出していく。彼の絵を見ていると、まるでチョモランマ峰の頂に立ち、汚れのない雪の世界を眺めているように気分になる。
韓書力は細密画の彩色法とチベットの民間絵画を融合させ、純潔で豊満な質感の仏画を描く。仏の眼差し、手にする花には透き通るような清浄感が漂い、その何ものにも染まらない無垢な精神は、人々を感動させずには置かない。
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少年少女(デチェン)
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生霊の木(ツェリン・ランジェ)
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遥かな風景(ベンバ)
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