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現在、漢方美容は国外でも流行になっている。写真は針灸で美容治療を行うアメリカのニューヨーク州・オルバニー市のマリオン・ベルガン医師。
写真/Jim McKnight(imagechina)
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前号では針灸の基本知識を紹介したので、今回は針灸治療について説明しよう。針灸の治療効果はツボと密接な関係がある。針刺の基本手法はまず「持つ、刺す、捻る、回す」の操作にある。これらの手法で患者に気を送り、体のしびれ、腫れに痛みや熱や冷気のある部分に対し治療を行う。しかし、施術には患者の年齢、体質、季節の変化を考慮しなければならない。高齢の患者の場合は針を打つ場所を少なく、打ち方も浅くしなければならないが、体格のよい若者の場合には深く打ったほうがよい。シーズンでは春・夏は少なく、浅く打つか、あるいは施術を控え、秋・冬に多く、深く打ってもよい。
どんな症状に針灸治療が効果的なのか?世界衛生組織(WHO)はすでに、針灸は43種の疾病に対して治療効果があると発表している。漢方医の臨床経験では、頭痛(偏頭痛、神経血管性頭痛などを含む)、めまい、頚椎・肩・腰・足などの疼痛、関節炎、坐骨神経痛、顔面神経麻痺、三叉神経痛、脳卒中などは、針灸治療を通じて満足な治療効果を得られるという。また、内科の急慢性胃炎、下痢のほか一部の婦人科の疾患にも効果がある。針刺療法は通常、除痛、鎮痛に用いられ、針刺療法を受ける慢性病患者の50〜70%は短期あるいは長期で痛みを抑えることに成功している。しかし、一部の西洋医は針刺療法には精神安定剤的な効果しかないとみている。通常、精神安定剤でも患者の30〜50%は痛みを軽減できるし、信頼できる器械と医療を配合した場合には50%の鎮痛効果を得られるからだ。しかし、患者は針刺療法の作用が物理的なものか心理的なものかと言うことを気にする必要はない。針灸で確実に痛みを抑えることができるからだ。1997年、アメリカ国立衛生院の専門家討論会でも、針刺療法はすでにその有効性を示している。上記の日常病の治療のほかに、針刺療法は脳卒中の回復と症状軽減をも促進でき、薬物依存症や禁酒にも用いられる。特に耳針は放射性汚染を避ける診察室でも広く利用され、多くの場合、針灸療法はほかの薬物療法より高い効果が期待できる。